さて、前回はぬか床の作り方についてお伝えいたしました。
ぬか床にはメンテナンスも必要です。
どこの業界の言葉にもあるかと思いますが、保全ってヤツです。
今回はメンテナンスについてのお話です。
ぬか床のメンテナンスはズバリ
まめに回すこと
です。
極意とも言い換えますね笑
普通でしょ!ってツッコミは甘んじてお受けいたします笑
日常のメンテナンスは回すことですが、ぬか漬けのシーズンが終わってから次のシーズンまで眠らせておくという季節的なメンテナンスも必要になります。
今回はそのあたりのことをお伝えしていきたいと思います。
本日のメニューはコチラ
↓↓↓
①日々のメンテナンス
②ぬかが少なくなってきた
③シーズンの終わりに
こちらの3本をご紹介いたします。
まずは、①日々のメンテナンス。
これは先にも述べました。
まめに回すことです。
ぬいぬい家では冷蔵庫という文明の利器に頼っておりますので、まめに回すという作業をしないでも美味しいぬか漬けさまをいただけるようになっております。
修行の一環でぬか床を作ったばかりの頃はきちんと毎日回して、しばらく帰らない時は帰らないなりの措置を講じておりました。
しかし、そこまで手をかけてやらずとも美味しいぬか漬けが食べれることが判明して以来、かなり放置ですw
日々のメンテナンスで必要なことがあるとすれば、、、。
考えたけど思い浮かびません笑
強いていえば、ぬか床から出した野菜を出して床に戻す場合はキレイなお皿やボウルなどに全て出してから、全体をくまなく回すことでしょうか。菌たちに新鮮な酸素を回してあげましょう。
あと、味が薄くなったと感じたら塩をかけてからぬかを回しましょう。
②ぬか床が少なくなってきた。
ぬか床は使い続けていると減ってくるので、少なくなったなー。と思ったら足しましょう。
ぬか床を作った時のように手順でぬかを作ってから足すのがちゃんとしたやり方です。
元のぬかに新しいぬかを足すのですが、元のぬかをキレイなボウルに移して、新しいぬかと満遍なく混ぜます。
その作業をしたついでにタッパを一度洗ってやっても良いと思います。
ぬかはタッパの隅々についていますので、そこをキレイに落としてあげてください。
中途半端に残るなら洗わない方がいいです。
タッパが乾いたらぬかを戻して冷蔵庫へ。
ぬかが馴染むまで塩っ辛く感じますが、すぐ馴染みますので心配いりません。
なお、ズボラなぬいぬいはどうしているかと申しますと。
そのまま塩と炒りぬかを足しています笑
水は足せないので、野菜から出た水気が多くなってきた頃を見計らってやっています。
ぬか床の水気を取りたい時はキッチンペーパーを上に載せて水分を取りましょう。
次にぬか床を開けるときにペーパーの上に水が浮いています。
それを逃さないようにそのまま流しへポイでオッケーです。
我が家は生協さんの大判タイプを使用。
③シーズンの終わりに
ぬか床が冷蔵庫に入っていると秋の終わりや冬になると手を入れるのが億劫になります。
ぬか床が尋常じゃなく冷たいからです笑
というわけで、暑い間活躍してくれたぬか床さまを冬眠させる時期が来ます。
タッパのまま冷蔵庫保存は変わらないんですが、冬眠させる前に床の中の野菜は全部出します。
表面をキレイにならしてから全体に、隙間なく塩をかけます。
そして蓋をして冷蔵庫へ。
これはシーズン終わりの処置ですが、長期間旅行や入院などで自宅にいない場合にも使えます。
以前仕事の研修で一週間家を開けた時はこの処置を施して出かけました。
冷蔵庫さん、本当にありがとう。
いかがでしたか?
ぬか床はめんどくさいものの象徴のように思われがちですが、育ちきってしまえば意外と放置でも大丈夫です。
毎日回すのがベストでかつ美味しいには変わりないのですが、毎日なんて面倒見れんわ!という方にはこんな緩いやり方でもいいのだ。
というスローなぬか床もあるのだと思ってもらえたらと思います。
みなさんの発酵食品ライフ、ぬか床ライフのお手伝い、参考になれば嬉しいです!
ではまた!!
#ぬかどこ
#ぬか漬け
#夏の食べ物